時間はかつて、私たちの生活における根本的な要素であった。

それは目に見えない流れのように、私たちを導く潜在的で自然な鼓動であった。
しかし今や時間の意味は、中立的な要素を失い
私たちの精神を支配する普遍的な規則へとシフトした。

多様化したデジタル社会で生きる私たちは、人間と時間との関係を
複雑で不明晰な仕方でしか認識できなくなっている。

一秒ですら無駄にできないという錯覚すらおぼえる。


TIMONのコンセプトは純粋でシンプルである
「人間を時間の拘束から解放すること」

この木の球は、時間についての人間の記憶を翻弄し
物理の法則を否定するようにゆっくりと斜面を転がっていく。
その動きは私たちの想像を超えて、どこか懐古的でアナログな情景を創りだす。
TIMONが提案するライフスタイルによって、私たちは時間の価値を再発見するだろう。